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博物館の種類はこんなにも!自分の関心に近い博物館を探す楽しさ

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このコラムでは、学びたいことやシチュエーションなど、テーマごとに全国のさまざまな博物館と、館内でのおすすめの展示や過ごし方を紹介しています。

かつて盆栽業者が移り住んだゆかりの地に位置
さいたま市大宮盆栽美術館

2010年3月に開館した世界で初めての公立の盆栽美術館。関東大震災で被害を受けた盆栽業者が移り住み、最盛期の1935年頃には約30の盆栽園があったという「大宮盆栽村」の至近に位置しています。

座敷飾り真の間

コレクションギャラリーは、「プロローグ」「ギャラリー」「座敷飾り」という3つの空間から構成。「ギャラリー」「座敷飾り」が盆栽の展示空間で、「ギャラリー」では5席・「座敷飾り」では3席の盆栽を、季節に合わせ週替わりで紹介しています。約60点の盆栽を展示する「盆栽庭園」も見どころ。ここで展示されるものの中には、満開の花、新緑や紅葉など、季節によって異なる表情を見せるものも。

新庭園

盆栽の鑑賞方法や栽培方法が学べる「さいたま国際盆栽アカデミー」も実施。ミュージアムショップではグッズも豊富で、ユニークなものとしては、大宮盆栽村や盆栽について楽しく学べる「大宮盆栽村かるた」が。ほかにも二代 歌川広重による作品「新板鉢植つくし」のクリアファイルや、さまざまなデザインの、手ぬぐい専門店「かまわぬ」コラボ手ぬぐい、館内で所蔵している黒松「獅子の舞」をあしらったアクリルスタンドなど、日常生活で“盆栽好き”をさりげなくアピールできそうなものがたくさん。

住所・主なアクセス
埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3
JR宇都宮線 土呂駅 東口より徒歩5分、東武アーバンパークライン 大宮公園駅より徒歩10分

詳細はこちら
https://www.bonsai-art-museum.jp/ja/access/

開館時間
3月~10月 9:00~16:30 ※入館は16:00まで
11月~2月 9:00~16:00 ※入館は15:30まで

休館日
木曜日(祝日の場合は開館)
年末年始、臨時休館日あり

 

50カ国以上から収集したコレクション
世界のカバン博物館

スーツケースやカバンで有名なエース株式会社による博物館。1975年当時としては珍しい企業内博物館として開設されました。設立のきっかけとしては、エース株式会社の創業者・新川柳作さんが、1958年にドイツ・オッフェンバッハ市の皮革博物館を見学する機会を得たものの、その中にカバンが10点程度しか紹介されていなかったことがあったそう。「世界中のカバンを集め、もっと多くの方に各国の文化や風俗を知っていただこう」という想いを元にコレクションを収集、開設に至ったそうです。

世界のカバン博物館内観

現在では50カ国以上から収集した希少価値の高いコレクションをはじめ、カバンの起源・発展史の紹介や、カバン作りの技術の紹介、著名人から寄贈されたバッグを多数展示した「わたしのカバン」エリアも。館内のコレクションの中には、世界に3個しか現存しないと言われている、クロコダイル12匹を使ったモラビト社(フランス)の最高級船旅用トランクや、ロエベ社(スペイン)が作り上げた、革模様は微妙に異なり世界に二つとない一点もののシマウマのボストンバッグなどもあります。

世界のカバン博物館内観

Google ストリートビューで館内の模様を公開しており、来館前の予習として館内の展示をチェックすることができます。

住所・主なアクセス
東京都台東区駒形1-8-10
都営地下鉄 浅草線 浅草駅、都営地下鉄 大江戸線 蔵前駅、東京メトロ 銀座線 浅草駅、東京メトロ 銀座線 田原町駅より徒歩

詳細はこちら
https://www.ace.jp/museum/access.html

開館時間
10:00〜16:30

休館日
日・祝日 年末年始及び不定休有

 

日本のお金の歴史が学べる
日本銀行金融研究所 貨幣博物館

日本銀行による、何が「お金」として選ばれどのように使われてきたか、日本のお金の歴史について学べる博物館。館内は「古代 金属のお金のはじまり」「中世 海を越えてきたお金」「近世 ゆるやかなお金の統一」「近代 『円』とにちぎん」といったエリアに分かれています。

日本銀行金融研究所 貨幣博物館内観

歴代の大判・小判、歴代の日本銀行券がずらりと並び、豊臣秀吉や徳川家康がつくらせた金貨(大判)の実物や、明治時代に発行された最初の日本銀行券の展示も。和同開珎や寛永通宝でどんなものがいくらで買えたかなど、その時代の物価感覚も学べます。また、現在の日本銀行券の偽造防止技術についても知ることができます。

貨幣博物館でしか見られない徳川家の遺産・4種類の黄金の分銅

貨幣博物館でしか見られない徳川家の遺産・4種類の黄金の分銅

公式サイトの「おうちミュージアム」のコンテンツも充実。「500円の歴史」「渋沢栄一にまつわるお金のはなし」などといった多彩なテーマで、わかりやすいスライド資料が公開されています。

詳細はこちら
https://www.imes.boj.or.jp/cm/info/access/

開館時間
9:30~16:30(最終入館は16:00まで)

休館日
月曜日(祝休日は開館)
年末年始(12月29日~1月4日)
※展示入替等のため臨時休館することがあります。

 

写真のライブラリーやアカデミーも隣接
日本カメラ博物館

日本カメラ財団による、日本のカメラの発展史を系統的に展示した博物館。国産カメラの発展史を物語る「歴史的カメラ」約300台を常設展示しているほか、「特別展」として、機能別、国別など、カメラの魅力をあらゆる角度から掘り下げ、余すところなく展示している。

日本カメラ博物館

この「歴史的カメラ」とは、「技術史的に意義のある日本最初の試みがなされているもの」もしくは「市場において特に人気を博するなど、歴史的にみて意義のある」とみなしうる国産カメラを、専門家や学識経験者から構成される「歴史的カメラ審査委員会」によって毎年審査・選定しているもの.そのほとんどをこの博物館に収蔵。なお、選定されたカメラはこちらのページで公開されています。

館内には、世界で初めて市販されたカメラとして有名で、世界に数台しか現存していない貴重な「ジルー・ダゲレオタイプ・カメラ」も展示されています。

日本カメラ博物館

隣接する「JCIIライブラリー」では図書約 46,000冊・雑誌約 1,400種類(2024年現在)を所蔵、「JCIIフォトサロン」ではさまざまなテーマの写真展を定期的に開催、「JCIIアカデミー」では初心者の方にもわかりやすい講義「フォトクリニック」や、カメラ・写真に関する講演会・ワークショップなどを展開と、写真について多角的に学ぶ・知ることができます。公式YouTubeチャンネルも開設されており、写真展に関連したコンテンツを閲覧できます。

詳細はこちら
https://www.jcii-cameramuseum.jp/museum/

開館時間
10:00~17:00

休館日
毎週月曜日 (月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)
および年末年始など当館が定める休館日

 

今回ご紹介した多彩なテーマの博物館は、ほんの一例にすぎません。
今後もさまざまな切り口から、魅力あふれる博物館・美術館をご紹介していきます。

 

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