
子供と一緒に郷土の歴史を楽しく学ぶ!子供向けの展示・体験が充実した博物館

このコラムでは、学びたいことやシチュエーションなど、テーマごとに全国のさまざまな博物館と、館内でのおすすめの展示や過ごし方を紹介しています。今回は「子供向けの展示・体験が充実した博物館」。全国各地の博物館では、体験コンテンツが多く楽しみながら学べるところも多数。そんな、お子さんと共に楽しめる博物館の中から、特に、郷土の歴史を学ぶことができる 3 館を紹介します。
最新の情報は博物館のホームページをご確認ください。
多数の建物を復元・再現 北海道の発展が学べる
北海道開拓の村
北海道がどのように開拓され、発展していったのか。その歴史を学ぶことのできる野外博物館。明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建造物を、54.2ヘクタールの敷地に移築復元・再現しています。

建造物は52棟あり、「農村群」「漁村群」「山村群」「市街地群」に分け復元・再現。「農村群」には駅逓所、屯田兵屋、開拓小屋といった北海道特有の建造物が。「漁村群」にはニシン漁で栄えた日本海沿岸の魚ろう施設が並びます。「山村群」では造材・薪炭製造関連の施設を再現。「市街地群」は官庁街、商店街、職人街などから構成。建造物内には入ることができるため、昔の人々のくらしを体感できます。4月中旬から10月末まで、その建物に関連する体験ができるプログラム「むらびと体験」も実施。
大規模な敷地内のマップはこちら。屋外の施設のため、天気が良い日にはピクニック気分で楽しむことができます。目玉は、敷地内で夏期は馬車鉄道、冬期は馬そりが走ること。

伝統遊具づくり体験では、お手玉やけん玉、水鉄砲など、毎月2種類の伝統遊具づくりを実施(無料)。また、公式サイト「学校のがくしゅう」ページでは、修学旅行生など向けに展開される情報やワークシートを一般の方も閲覧ができ、来館前に自宅で調べておくと良いことなどが分かりやすく解説されています。
住所・主なアクセス
札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
JR千歳線 新札幌駅、地下鉄東西線 新さっぽろ駅よりジェイ・アール北海道バス 開拓の村行 終点下車
詳細はこちら
https://www.kaitaku.or.jp/userguide/#access
開館時間
5月〜9月 9:00〜17:00(入場16:30まで) 無休
10月〜4月 9:00〜16:30(入場16:00まで)
休館日
月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
12月29日〜1月3日は 休館
※さっぽろ雪まつり期間の月曜日は開館
漁師町として発展した浦安の歴史を学べる
浦安市郷土博物館
千葉県・浦安といえば、お子さんも楽しめる大きなアミューズメント施設が有名ですね。そのイメージがある浦安にはどんな歴史や生活があったのか?浦安が漁師町だった頃の生活を知ることができるのがこの博物館です。

屋外展示場「浦安のまち」では、浦安が漁師町として活気あふれていた昭和27年ごろのまちと生活の様子を再現。海苔とりに使用していたべか舟や、打瀬船に乗ることができ、四季折々の年中行事や昔遊びなどの体験ができます。

船の展示室「海を駆ける」では、浦安の海で活躍した数種類の木造船・櫓(ろ)や櫂(かい)・エンジンとそれらの船を製造するのに使用した船大工道具を展示。
テーマ展示室「海とともに」では、漁師町時代の展示に加え、海面埋立事業以降計画的に発展してきた浦安の様子を、さまざまな民具・史料・ジオラマ・大型映像などで紹介しています。
漁師町ならではの郷土料理教室や海苔すき体験、文化財を利用したかまど体験など(イベントは2025年度の一例、イベントは適宜異なります)、様々なイベントも随時開催されています。
さらに、市内小学校4年生~中学校3年生を対象に「ジュニア学芸員講座」の開講も。所定の講座を受講すると、長期休暇や土日等にボランティアとして活動を行うことができるようになります。
住所・主なアクセス
千葉県浦安市猫実1-2-7
東京メトロ東西線 浦安駅、JR京葉線 新浦安駅、JR京葉線 舞浜駅からバス ほか
詳細はこちら
https://www.city.urayasu.lg.jp/kanko/kyodo/1002063.html
開館時間
9:30〜17:00
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、館内整理日、祝日の翌日、年末年始
郷土の歴史について学べる、「子供向けの展示・体験が充実した博物館」をテーマにご紹介しました。ここで紹介した各館の展示や楽しみ方は一例です。このコラムをきっかけに興味を持った博物館があれば、ぜひ各館のホームページで詳しくチェックしてみてください。
民俗工芸のものづくりを体験
埼玉県立歴史と民俗の博物館
近年、映画やテレビ番組などで話題になることも多い埼玉県。その埼玉の歴史と民俗に関する資料に触れ、地域的特性を知ることのできる博物館です。
常設の展示としては「埼玉における人々のくらしと文化」をテーマに、旧石器時代から現代までを10室の展示室に分けて紹介。常設展示室第10室では、「火とくらし」を題材とし、火を使うことで、人々はどのようにくらしをより豊かにしたのか学ぶことができます。

「ゆめ・体験ひろば」エリアにある「ものづくり工房」では、藍染めハンカチ、まが玉、組紐ストラップづくりなど、県内の歴史、伝統工芸、地場産業をテーマにした様々なものづくり体験メニューが用意されています。そのほか「特別体験メニュー」も適宜開催。これまでの一例としては「木版浮世絵を摺(す)る」「火おこし体験」などといったものがあります。

同じく「ゆめ・体験ひろば」エリアにある「昭和の原っぱ」では、土管やホーロー看板などがディスプレイされており、昭和30~40年代のノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。
住所・主なアクセス
埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4-219
東武アーバンパークライン(野田線)大宮公園駅より徒歩5分 ほか
詳細はこちら
https://saitama-rekimin.spec.ed.jp/access
開館時間
9:00~16:30(観覧受付は16:00まで)
※7月1日~8月31日は9:00~17:00(観覧受付は16:30まで)
休館日
月曜日(祝日・振替休日、GW中及び埼玉県民の日を除く)、12月29日~1月1日
※その他臨時に開館・休館する場合あり
郷土の歴史について学べる、「子供向けの展示・体験が充実した博物館」をテーマにご紹介しました。ここで紹介した各館の展示や楽しみ方は一例です。このコラムをきっかけに興味を持った博物館があれば、ぜひ各館のホームページで詳しくチェックしてみてください。


